酔いて雑記

ふと想い

わかい

  時間

時計が時間を刻んでいく

僕は黙って外をみる

外は暗い

だって夜だもの

 

時計が時間を刻んでいく

僕は黙って部屋をみる

内は明るい

だって電灯が燈いているもの

 

時計が時間を刻んでいく

何もかもつぶしている

時間はおそろしい

何もかもこわしていく

 

時計が時間を刻んでいる

僕は椅子に座って

呼吸をしている

字を書いている

読んでいる

 

なにもかもけしさっていく

じかんはなんて

つよいものなんだろう

 

 

僕は時間は恐ろしいと想う

何でも消し去っていいくもの

人の記憶を消すのも時間だし

建物だって、自然だって

みんなあらゆるものは時間によって

少しずつこわされているとおもう。