酔いて雑記

ふと想い

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ごろ寝して屋根の上から年をとる

親父は左官屋 ごろりんごろりん ごろりんごろごろころがって あっちへむけたり こっちへむかったり 手伝った 親父の左官やのかわら屋根は あめのなみだもこぼしません

なんか飲み過ぎなのはフツウ-

声 ああどこからか声がする どこともなく声がする それは社会のためならん それはこの子のためならん わが身をしぼって声のする おしころされた風景に だれともなく声がする とどかぬ声が、いどころのない声が そしてだれもうけとらぬ 悲哀にみちた声がする…

焼酎の湯気立ちのぼり梅の香かな

焼酎 酩酊のうつろな脳が今日も泣く 僕は自転車をこいでいた あたりは暗闇で小雨さえ降っている 自転車は時折きしむような音をたてて 速度を緩める信号の色を傍目に交差点を通りすぎていく 大きくため息をつくとたばこに手が伸びていた 一息ついて紫煙が四畳…

女か!

女なんて生き物が 僕の大事な人生を 知らないうちにむしばんでいって けっしてかかわっているわけではないのに 調子がくるってきたんだ 何なんだやつらはいったい 胸が男より大きかったり髪が長かったり 声が高かったりちんぽがなかったり おしりがおおきか…

いつのころのこと?30年前?落書き!

友人が恋人を連れて飲みに来ても 小便に立つ間に二人でじゃれていても ふと、自分一人で話したりしていても たばこをひかえめに吸ってみたり 酒の量を少なくしてみたり もすぐクリスマスだったり 雨が降って相合い傘だったり 時間が遅くなって一人だけ帰され…

好きな人があらわれたのだろう

好きな人 ひさしぶりに 心の底から こみ上げてくる 何かに なつかしいほど 昔の頃の きゅっーとなるような 心を憶い出した

また見つけた

真夜中 外に出た 寒さが体を包んだ 座り込んで・・・ ただれた雲は 僕の胸には重すぎる のしかかってつぶそうとする どこまでも暗かった たち上がろうとする 僕の体を押しつける厚い雲 漏れた光が月明かり 冷たい僕の体を包んだ 風が足をさらった もう冬なん…

へんなのみつけた

神よ 「神よ我を許し給え いかなることにも耐えていかねばならぬ この世の中に生きていけません 我が身を投じたその後には 我が魂をその天界へと導き給え しゃべることはつきました 神のもとへ、そうして我の心の中へ・・」 男が喉にナイフを突き立てようと…

だらだらと読み進め・・

くだらない男同士の交換日記(高校生の頃)から拾う 仲良かった奴ら、今は忙しくてなかなか会えないが・・ 7/15と書いてある。 夏だな。 すだれかけ 涼しさ入れる 夕べかな 好きな子のこんがり焼けた笑顔にメロメロになってる夏らしい。

わかい

時間 時計が時間を刻んでいく 僕は黙って外をみる 外は暗い だって夜だもの 時計が時間を刻んでいく 僕は黙って部屋をみる 内は明るい だって電灯が燈いているもの 時計が時間を刻んでいく 何もかもつぶしている 時間はおそろしい 何もかもこわしていく 時計…

ノートは始末しよう

ノートの書き込みによると、どうやら今日は気分がいい様子。 鳥のやうに 空が青かった 水がすんでいた あーこんなにも 鳥のやうに せますぎる この地上に なつかしくもない この風景に ああ、こんなにも 鳥のやうに 空を飛びたい かなしきや かごに入れたる …

何をみつけた?

段ボール箱から飛び出してきた、 うん十年前の何十冊のものノートたち かわいそうなので・・・ バイト先の酒 ホカホカ弁当でバイトをはじめて 1ヶ月がたった。 仕事にも慣れ従業員とも息が合うようになった。 朝10時から夜10時まで働く。 Nさんという人がい…

見つけました!

よる よるのくうきは おもくて おもくて ぼくのからだも へやのていへんで くすぶっていて みぎのほうや ひだりのほうに のびちぢみして けっして うえのほうには むかっていけないのだ